クロマダラソテツシジミが庭にやって来ました.

200829kuromadarasotetsu.jpgクロマダラソテツシジミが自宅庭のランタナで吸蜜していました.ここ最近,夏から秋にかけて宮崎市で数が多くなるシジミチョウです.20年ほど前に南方から迷チョウがやって来たと,わざわざ休暇を取って与那国島まで行ったことが思い出されます.20年の間に環境が激変したようです.

鬼の目山林道

200728kenhoku.jpg新型コロナで県外に出られないので,7月はユネスコエコパークに指定された県北を回りました.宮崎県では北方系のアオクチブトカメムシやヒメハサミツノカメムシがおり,甲虫ではエノキミツギリゾウムシ,ビロウドアシナガオトシブミやオオマドボタルが見つかりました.

庭にシルビアシジミがやって来ました.

200708silvia-2.jpg200708silvia.jpg雨の合間に庭に出ると,今年もシルビアシジミが来てくれていました.絶滅危惧Ⅰ類のチョウを3年続けて庭で見ることができるのは嬉しいです.庭に姿を見せるのはいつも6月下旬から7月初め頃で,おそらく今年の第3化の個体です.第3化になると個体数が増え,各地に分散しますが,無事に越冬した1化のシルビアシジミがいるからこそ,自宅の庭で絶滅危惧Ⅰ類のチョウが楽しめます.越冬地は写真のように一年を通してミヤコグサが生えている河川敷などです.除草管理方法が変わればすぐになくなりますが,大淀川にはこのような環境がまだ何カ所か残っていますので,大切に見守っていければと思っています.

南郷町大島のツマベニチョウ

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宮崎市内のギョボクはまだ新芽が出ていませんが,日南市南郷町の大島では成虫が1飛び周り,ギョボクの葉には卵,幼虫と蛹がいます.今年の大島はツマベニチョウが多くなりそうです.宮崎市にある大淀川学習館の蝶園では宮崎のツマベニチョウの生態展示が予定されていますので,コロナ騒動が一段落すれば寄ってみてください.

ゴイシツバメシジミの郷を守る会

私も会員になっている「ゴイシツバメシジミの郷を守る会」の会報を全文掲載しました.
https://www.miyakon.com/books/goishitu/goishitu.html
ゴイシツバメシジミは1973年に発見されたチョウで,天然記念物と種の保存法の指定種になっていますが,発見されてから50年にもならないのに絶滅の危機に瀕しています.
発見された当時は,奈良県,宮崎県と熊本県に生息していましたが,現在は熊本県の2カ所にしか生息地がありません.
宮崎県の生息地は20世紀末に自然林伐採によって消滅しました.
「ゴイシツバメシジミの郷を守る会」はまだ生息地が残っている熊本県水上村の有志が7年前に立ち上げたものです.
会の活動をサポートするためにも興味ある方は会員になってください.

春が早いです

200302kaeda.jpg今日も暖かく天気が良かったので青島海岸近くの山に行きました.チョウでは,成虫で越冬していたタテハモドキ,ルリタテハ,テングチョウ,ムラサキツバメとキタキチョウが飛び周り,今春羽化したモンシロチョウ,ルリシジミとサツマシジミが飛んでいました.いつもの年より2週間ほど季節が早く感じられます.カメムシでは,アカホシカメムシが羽化し,トビイロサシガメ属の終齢幼虫が目を覚ましていました.山の上に登ると,サンマリンスタジアムからシーガイアまで宮崎市内が綺麗に見渡せました.

やっと寒くなってきました.

1912akagi.jpgアカメガシワの葉が落ちてアカギカメムシがいなくなりました.写真は先週最後に見たアカギカメムシです.近くにある石をかえすとモモブトトビイロサシガメの終齢幼虫が越冬していました.年々暖かくなる宮崎もやっと寒くなって来ました.

シバハギを移植しました.

環境省絶滅危惧Ⅰ類のタイワンツバメシジミという蝶が宮崎市内に生息しています.その食草のシバハギは伐採地などギャップにいち早く生えるパイオニア植物です.そのため,宮崎で杉の伐採が進めばタイワンツバメシジミも爆発的に数が回復すると楽観的な予想をする人達もいました.しかし,杉の伐採が進んでもシバハギは思うように生えてきません.もう土中のシードバンクに種が残っていないのか,シバハギより生育の早い外来植物のせいか,理由は良く分かりません.そういう時に,タイワンツバメシジミの数が激減している延岡市では,昨年遂に成虫の姿が見られなかったと聞きました.このままではいけないと思い,宮崎市内のスギ伐採地に自宅で育てたシバハギの苗を植えてきました.少しでも育つと良いのですが・・・1908heterocarpon.jpg

アカギカメムシの抱卵

akagikame1907.jpg日南海岸沿いの林で,一本のアカメガシワにアカギカメムシが20頭ほどいました.すべてメスで一心に卵を抱いており,指でつついても卵から離れようとはしません.1つの卵塊に180個ほど卵があるので,全部孵ると3600頭になります.今年の秋も,アカメガシワに鈴なりのアカギカメムシがいる光景が見られそうです.

鳥屋岳

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クマガイソウで有名な鳥屋岳に行ってきました.クマガイソウの花が終わり,キレンゲショウマの花には早かったので,静かな林内を散策することができました.興梠さんご夫妻がスギ林を管理されており,綺麗に間伐され日が届く林床には様々な草が生えていました.奥深い里山にしかいないアカマキバサシガメや個体数の減少が危惧されているダイミョウセセリなども見ることができました.環境大臣表彰や内閣総理大臣表彰を受けられたのも納得できる素晴らしい森でした.

アサギマダラの幼虫

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宮崎市折生迫の林道で,キジョランにアサギマダラの幼虫がいました.今年の冬は暖かいためか,アサギマダラの幼虫が大きいです.

やっと寒くなってきました.

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最低気温が2.5℃とだいぶ寒くなってきたので,ツマベニチョウ幼虫とアカギカメムシの様子を見てきました.どちらもまだ大丈夫なようです.

大イチョウ

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高岡町にある去川の大イチョウを見に行きました.樹齢800年の大樹です.そろそろヒメヤママユもいるかなと期待していましたが,見ることはできませんでした.写真は昨年のヒメヤママユです.

オオキンカメムシとアカギカメムシ

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アブラギリとアカメガシワを見回ってきたら,今年もオオキンカメムシとアカギカメムシがいました.オオキンカメムシは卵・幼虫・成虫とも確認できました.鹿の多い所でしたが幼木も多かったので,アブラギリは鹿には好まれないようです.

アカシジミの早い記録

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5月16日に延岡市北川町の鏡山でアカシジミを見ました.今年は発生が早いようで,今までの中で一番早い記録です.

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宮崎昆虫同好会から霧島山系の調査報告書が発行されました。宮崎県側だけですが、国立公園内の特別保護地区も調査範囲に入っています。私はカメムシを担当しました。弱小同好会で資金力がないため、写真は白黒印刷です。

ギョボクとツマベニチョウの様子を見てきました

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最近の寒さでツマベニチョウが気になり,日南海岸沿いのギョボクの様子を見てきました.青島~内海~宮浦~鵜戸のギョボクは殆ど葉が落ちていましたが,鵜戸で1か所だけツマベニチョウ若齢幼虫が確認できました.宮崎のツマベニチョウは今年も無事冬を越せそうです.

道の駅フェニックス

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宮崎市内海の道の駅フェニックスでアマミウラナミシジミとクロボシセセリを見てきました。ツマベニチョウは飛んでいませんでしたが、一昔前の沖縄のようです。

早春のブルーがいました。

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寒い日が続いており、春のチョウの発生が遅いですが、この日(3/12)だけは暖かく、宮崎市内海の林道で春のブルーが吸水していました。スギタニルリシジミ、ルリシジミとサツマシジミです。

青島のツマベニチョウ

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初詣に青島神社に行ったついでに近くのギョボクを見てみました。一本だけにツマベニチョウの幼虫がおり、10頭確認しました。

台風16号

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青島周辺の林道は台風16号のため杉が倒れ、通行できない箇所が多くなりました。心配だったので様子を見に行くと、タイワンツバメシジミは無事生き延びていました。

宮崎のウスキシロチョウ

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7月1日に大淀川で、7月2日に青島でウスキシロチョウを目撃したので、日南市南郷町までナンバンサイカチ(ゴールデンシャワー)の様子を見に行きました。南郷町ではランタナで新鮮なギンモン型が吸蜜しており、ナンバンサイカチの周りをムモン型3頭が飛び回っていました。ナンバンサイカチにはそれほど食痕は多くなかったですが、終齢に近い幼虫が3頭見つかりました。5月24日に確認したときは、ナンバンサイカチの葉は少ししか出ていなかったので、その後飛来したものが卵を産んだようです。

シンジュサン

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庭でシンジュサンが発生しています。以前キハダによく付いていたのですが、キハダが枯れたらいなくなったと思っていました。今年は終齢幼虫が30頭以上います。ヤエヤマネコノチチを食い尽くしてクワノハエノキに移りました。

ヤマトスジグロシロチョウ

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高千穂町の里山で、スズシロソウの群落の上をヤマトスジグロシロチョウが飛び回っていました。ヤマトスジグロシロチョウはスジグロチョウよりも早く発生し、ここの幼虫はスズシロソウしか食べないので、この時期ならスジグロチョウと間違えることはありません。♂が多かったですが、♀もおり、スズシロソウに卵を産んでいました。

コブハサミムシ

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須木の小川で小石を除けると、コブハサミムシが卵の世話をしていました。昆虫は卵を産みっぱなしのことが多いですが、ハサミムシやカメムシなどでは子供の世話をする種類も結構います。

青島のクロボシセセリ、健在です。

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1月24~26日の宮崎市の最低気温が氷点下だったので、青島へクロボシセセリの様子を見に行ってきました。ビロウの葉の巣を開けると、生きている幼虫が見つかりました。この寒さを乗り切ったようです。中には寄生バエにやられているものもいました。2010年に宮崎市内海で発見されて以来、毎年発生を続けているクロボシセセリは宮崎の生態系の中に取り込まれていっているようです。

クロボシセセリ

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2010年に宮崎で初めて記録されたクロボシセセリは、その後絶えることなく今年も発生しています。この場所はヤシを植栽しているので、ヤシの幼木に卵か幼虫が付いて来たのでしょう。白い花のセンダングサの群落で約20頭のクロボシセセリが吸蜜しており、沖縄にいるような気がしました。

アカスジキンカメムシ

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アブラギリの実がなったので、オオキンカメムシを探しに行くと、キブシにアカスジキンカメムシの成虫と幼虫がいました。オオキンカメムシは見つけることができませんでした。

イシガケチョウ襲われる

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イシガケチョウがムシヒキの仲間に襲われていました。イヌビワなどのイチジクを食べるのでイシガケチョウは意外と美味しいのかも。