宮崎のハンミョウ

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宮崎市内の河川敷を歩いていると、コハンミョウともう一つ小さなハンミョウが飛び出しました。エリザかなと思って良く見てみると、トウキョウヒメハンミョウでした。とうとう宮崎にもやって来たのですね。宮崎にはまだ自然が残っており、ナミハンミョウやニワハンミョウ以外にも、イカリモンハンミョウハラビロハンミョウエリザハンミョウヨドシロヘリハンミョウなど、環境省レッドリストに掲載されているハンミョウ類もなんとか生き延びています。県北にはルイスハンミョウがいるらしいと聞いていますンが、まだ県内では見たことがありません。

ダニを背負って飛ぶゾウムシ

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熊本県の湯山温泉で珍しいゾウムシを見つけたと思い、近づいて良く見ると多数のダニを付けていました。甲虫に赤いタカラダニが何匹かついているのは珍しくありませんが、こんなに多いのは初めてです。これはもう駄目かなと思ってみていると、なんと羽を広げて飛んでいきました。両方の羽にはびっしりとダニが付いています。ゾウムシの逞しさに感心しました。
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アサギマダラ・マーキング会

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宮崎市田野町の鰐塚山山頂でアサギマダラ・マーキング会を行いました。羽に「ワニ」の文字が書いてあれば、7月22日に鰐塚山でマークしたアサギマダラです。

内海でクロボシセセリの発生を確認しました。

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宮崎市内海小内海でクロボシセセリが発生しているのを確認しました。ヤシの葉に幼虫が2頭巣を造っていました。成虫もさがしましたが、イチモンジセセリがランタナで吸蜜していただけでクロボシセセリの成虫は見当たりませんでした。今年1月29日にも幼虫を確認していますが、今回の幼虫がその子孫か、一旦代が途絶え、春に南からやって来たクロボシセセリの子供かは分かりません。

海岸近くのシータテハ

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青島の海岸沿いの標高35mの林道沿いでシータテハの蛹を見つけました。海岸からは直線距離で約1500mです。近くにハルニレが生えていますが、こんなに海に近くて標高の低い場所でシータテハを確認したのは初めてです。

ハナカミキリ

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宮崎市には町中から30分ほど車で走ると綺麗な渓谷があります。渓谷にはコガクウツギなどの花が咲き、その花にハナカミキリ類などの昆虫が集まってきています。各地でフラワーフェスティバルが開催され、綺麗な花が植えられていますが、そこには虫が殆どいません。この渓谷の花の方が美しいです。

蟻に似たクモ

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蟻そっくりなクモがいました。アリグモ(下の写真)よりも蟻に似ています。
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トラフシジミの終齢幼虫

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宮崎市青島の林道はマルバウツギが満開です。星の付いたハムシに混ざってトラフシジミの終齢幼虫が花を食べていました。

オジロアシナガゾウムシ

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北郷町でモミジの枝にコブのようなものが付いているのを見つけました。イラガの繭かなと思って近づくと、オジロアシナガゾウムシが前脚と中肢でモミジの枝にしっかりとしがみついていました。その近くの枝を見るとあちこちに同じような姿のオジロアシナガゾウムシが8頭いました。オジロアシナガゾウムシはクズで良く見かけますが、早春はモミジなどの樹木にいるのでしょうか。

アオモンツノカメムシ

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宮崎市内海のヤツデの実にカメムシの幼虫が多数群がっていました。5齢幼虫を持って帰り、様子を見ていると、羽化してきたのはアオモンツノカメムシでした。
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クサイチゴとキスイモドキ

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青島の林道にクサイチゴの花が咲き始めました。その花を覗いてみると、小さくて茶色い虫がいます。キスイモドキが蜜を吸いに来ているようです。クサイチゴが咲き、キスイモドキが出てくると、もう春です。

オオクモヘリカメムシ

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林道で一休みしたときに足元でオオクモヘリカメムシを見つけました。越冬した成虫ですが、見事に周りの雰囲気に溶け込んでいました。

冬を越したイシガケチョウ

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3月になって宮崎にもやっとルリシジミやモンシロチョウなど春の蝶が姿を見せ始めました。その中に成虫で越冬したイシガケチョウの♀がいました。例年とは違い酷く羽が傷んでいます。今年の冬はかなり厳しかったようです。

鹿狩瀬調査(SATOYAMAイニシアティブ・パートナーシップ)

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延岡市と旭化成はSATOYAMAイニシアティブ・パートナーシップに参加しています。
http://satoyama-initiative.org/

その試験地(延岡市鹿狩瀬)の調査に行ってきました。オオムラサキがいないかエノキを探しましたが、残念ながらゴマダラチョウの幼虫しか見つかりませんでした。近くの高平山や行縢山にはオオムラサキの記録がありますので、何とか見つけたいと思っています。
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この冬も宮崎市内でクロボシセセリが年を越しています。

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昨年は宮崎でクロボシセセリが幼虫で冬を越し、春には成虫が発生したのを確認しました。今年の冬は寒いので流石にクロボシセセリも越冬するのは難しいだろうと思いつつ、1月29日に小内海の生息地を調査をしました。ヤシの葉に多数の卵殻がありましたが、幼虫の巣は少なかったです。幾つか見つけた巣を開けると、2つだけ幼虫が入っていました。このまま暖かくなっていくとクロボシセセリは今年も宮崎市で発生するかもしれません。

青島亜熱帯植物園で育ち始めていたギョボクが切られてしまいました。

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ここ数年、青島亜熱帯植物園ではツマベニチョウが良く飛んでいて、昨年は越冬もしました。昨日青島亜熱帯植物園に行くと、残念なことにツマベニチョウの食樹のギョボク若木4本のうちが3本切られていました。公園整理のときにツマベニチョウの食樹とは知らずに切ってしまったようです。写真は切られたギョボクのうちの1本です。昨年はツマベニチョウの幼虫が沢山ついていました。青島亜熱帯植物園にはまだ大きなギョボクがあるので大丈夫だと思いますが、ツマベニチョウが減らなければと危惧しています。

百舌鳥の早贄

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百舌鳥の早贄を見つけました。いつもはバッタやコオロギなどが多いのですが、今回はケラです。昼間は姿を見せないケラを昼しか活動しないモズがどのようにして見つけたのか興味が湧きますね。

キリシマミドリシジミ

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久しぶりに宮崎市近くの山に採卵に行きました。標高が少し高くなるとアカガシが見られるようになります。宮崎ではアカガシが生えている谷ではキリシマミドリシジミの卵が見つかることが多いです。宮崎で一番親しみのあるゼフィルスです。

冬のタテハモドキ

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葉が枯れかけた林の中でセリ科の花で吸蜜する秋型のタテハモドキです。初冬の宮崎の風景にいつの間にか完全に溶け込みました。1970年代以前は迷蝶としてしか見られなかったのが嘘のようです。環境は常に変わって行くのですね。

ヒメアカネ

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串間市の里山でヒメアカネのカップルが日向ぼっこをしていました。ヒメアカネの♀には眉がありました。マユタテアカネよりも少し小さいです。
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アワダチソウグンバイ

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アワダチソウグンバイです。宮崎市内海で写しました。アワダチソウグンバイは北米からの侵入種で、2000年に西宮市で初記録されました。その後勢力を拡大して宮崎市でも2009年に初めて確認されています。

宮崎市のクロボシセセリ

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宮崎市内海小内海でクロボシセセリが多数発生しています。ランタナやコシロノセンダングサで吸蜜しているものを数えると26頭いました。ヤシの葉に産卵している♀もいました。一番下の写真には♀の後脚のそばに赤い卵が見えます。
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アサギマダラ・マーキング会@南郷町大島

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日南市南郷町の大島でアサギマダラ・マーキング会を行いました。74頭までマーキングして放蝶しましたが、残り15頭ほどは船の時間が迫ったため打ち切りとなりました。マーキングしたうちの1頭は既にマークのある再捕獲個体でした。マークから9月19日に長野県大町市のっぺ山荘で放されたものと分かりました。反対側の羽に新しいマークを入れ、再放蝶しました。もっと南まで飛んで行くでしょう。

カブトムシの森(タイワンツバメシジミ保全のための試験地)は壊滅的な打撃を受けました。

カブトムシの森のシバハギが殆どなくなりました。一部のマニア(プロ?)がこれほどまでに悪質だとは思いませんでした。今年もタイワンツバメシジミ保全の試験地として調査・観察を続けることができなくなりました。モラルに訴える看板だけではこの人達には全く効果がありません。多くの真面目な採集者の人達には気の毒だと思いますが、このような行為があるので、採集者が嫌われ悪者扱いされるのでしょう。
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カブトムシの森に今年も採集者がやってきました。

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今年も採集者がカブトムシの森にやって来ました。10月2日から8日の間です。採集禁止の看板があるので、違法行為をしているということは自覚しているようです。手前の道沿いのシバハギにはハサミが入っておらず、少し中に入ったシバハギにハサミの跡があり、タイワンツバメシジミの卵や幼虫が盗られたようです。カブトムシの森の奥側は、目立たない場所のためか更に大胆になり、シバハギの株ごと持ち去れていました。毎年同じ人が来ているようです.。もし一緒に来られている人がいれば、カブトムシの森では採集しないように注意してください。カブトムシの森ではタイワンツバメシジミ保全のための試験と調査を行っているので採集禁止にしていますが、他の場所ではタイワンツバメシジミを採集することはできます。安易に採れるからと窃盗行為をおこなうことは止めてください。このような一部の人の行為が採集者に対する悪評を広げているものと思います。他の善良な採集者に迷惑を掛けないためにもカブトムシの森でのタイワンツバメシジミの採集は我慢してください。
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ツノトンボでした。

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変わった幼虫が気になったので、今度はカブトムシの森の草むらを丹念に探しました。しばらくすると、一本の草に例の幼虫が沢山付いているのを見つけました。カブトムシの森から少し離れた場所にはツノトンボの成虫とその卵がありました。成虫は確かにツノトンボでしたので、幼虫も間違いなくツノトンボでしょう。
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ツノトンボの幼虫?

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カブトムシの森で草むらをスィープするとネットに変わった虫がたくさん入っていました。大きな顎があり獰猛そうな顔をしています。アリジゴクに似ているので脈翅目の幼虫でしょう。この場所ではツノトンボを何度か見ていますので、ツノトンボの幼虫の可能性が大きいです。

タイワンツバメシジミ成虫調査会

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宮崎昆虫同好会がカブトムシの森でタイワンツバメシジミの成虫調査を行いました。大きな台風が通過した後でしたが、昨年よりも多くの成虫が観察され、確実に安定した生息地になって来ています。採集した成虫はマーキングしたあと再び放されました。継続調査を行いますので、カブトムシの森でのタイワンツバメシジミの採集、採卵、採幼虫はご遠慮ください。
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竹の上での生存競争(オオテントウ、アブラムシ、オオヒラタアブ)

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宮崎市内の林道ではオオテントウの成虫や幼虫をよく見かけます。写真はメダケに発生した白くて大きなアブラムシをオオテントウが襲っているところです。アブラムシの名前は分かりませんので、知っている人がいれば教えてください。近くではヒラタアブの仲間らしき幼虫もそのアブラムシを襲っていました。タイワンオオヒラタアブの幼虫だと思いますが良く分かりません。一週間ほどして様子を見に行くと、アブラムシの姿は殆どなく、多数のオオテントウ幼虫の脱皮殻と大きくなった幼虫がいました。
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サビアヤカミキリ

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カブトムシの森の近くに竹が生えている場所があります。そこに切られたばかりの青い竹(メダケ?)がありましたので、探してみるとサビアヤカミキリが2頭見つかりました。そのうちの1頭は竹に産卵孔を開けていました。滑りやすい竹の表面に6本の脚で必死にしがみついている姿が印象に残りました。

ヒロオビジョウカイモドキ

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川原の石の上に座っていると枯れ木の上を水牛の角のような触角を持った小さな甲虫が歩いていました。重そうな触角を前に出しながらうまくバランスを取っています。ヒロオビジョウカイモドキだと岩切康二さんに教えてもらいました。

内海でクロボシセセリとクロマダラソテツシジミを確認しました。

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宮崎市小内海ではクロボシセセリとクロマダラソテツシジミが発生しています。クロボシセセリは、成虫14頭、幼虫6頭と卵3を確認しました。クロマダラソテツシジミは♀1頭がソテツのまわりを飛びまわっていました。クロボシセセリは春から発生を続けていますので、越冬した可能性が大きいです。
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都井岬でクロマダラソテツシジミを確認しました。

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8月20日、都井岬で羽のすれたクロマダラソテツシジミを確認しました。入口から灯台までのソテツは薬が撒かれたようで、新芽や若葉には卵と幼虫は全く見当たらず、成虫も1頭も確認出来ませんでした。ソテツの原生林近くにクロマダラソテツシジミが2頭飛んでいただけです。まわりのソテツを探しましたが卵・幼虫は確認できませんでした。下の写真のようにクロマダラソテツシジミの幼虫によって枯らされたソテツの下から生えてきた新芽にも全く卵や幼虫は付いていません。徹底した対策が打たれているようです。
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